黒のパーテーションは空間が引き締まる

黒のパーテーションは空間が引き締まる

事務所や作業空間によく使われるパーテーションですが、一般的な薄い色合いのもの以外に黒のパーテーションもあります。
どういった用途に使えるかと言うと、空間を引き締める効果があるのです。
一つの大きなフロアを区切るために使うパーテーションですが、それが黒であるとまさに壁といった印象を抱くようになります。
全体も影が落ちて暗くなるため、ダークな雰囲気になってくるのです。
これが一般的な事務作業だとしたら暗くなって不便ですが、例えばパソコン作業で個人が集中するような場合は効果を発揮します。
画面は明るいので暗さが影響しませんし、引き締まった空気になることでより一層作業に集中出来るからです。
パーテーション一つでこれだけの効果をもたらすことが出来るのですから、これから事務所を作ろうと考えている人は一考の価値があるのではないでしょうか。
一つのフロアでがらんとしたスペースを見るとどうしても普通の配置しか思い浮かびませんが、壁を有効活用する事でまた別の可能性が出て来ます。

パーテーションで休憩スペースを区切っておく

パーテーションをたくさん使っている企業もありますが、あまり使っていないところでも使いたい場所といえば休憩スペースです。
同じ事務所に作業スペースと休憩所がある場合、念のためパーテーションで仕切っておくと空気に締まりがでます。
ない場合を考えると、作業しているのに休んでスマホをいじっている人が見えたり、場合によってはタバコを吸っていたりするのが見えるのです。
もちろん同じ事務所にいるのなら仕切ったところでやっていることは分かってしまいますが、それでも意識としてパーテーションで視線を遮るだけでも気持ちは好転するものです。
また、会議に使う場合にはどうしても声は聞こえてしまいますが、パーテーションがあることでいちおう別の話をしていて自分には関係ないのだな、という意識が働いてくれます。
あればいいというものでもないですが、出来るだけやっている事を仕切る場合には、こういった壁の有用性を意識した方が良いでしょう。

著者:桑名保治

筆者プロフィール

京都府京都市生まれ。
展示会関連の会社に勤めています。
この知識を生かしてパーテーションの記事を書いています。